ジャズ・ディスク
Waltz for Debby
Bill Evans Trio(RIVERSIDE VDJ-1536)
ジャズを聴く人なら誰でも知っている、ビル・エヴァンスの定番。
私は元々、クラシック音楽畑出身でしたので、まったくエヴァンスのことは知らず、大学時代に友人に教えて貰って
初めて知ったのですが、あまりにも素晴らしくて他のジャズが聴けなくなってしまったほど。
見事なbassを聴かせてくれたSCOTT LAFAROはこの後、若くして事故で亡くなってしまうなんて……。
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Chiristian McBride
Gettin' To It(Verve POCJ-1252)
クリスチャン・マクブライドの初リーダー・アルバム。
とにかくベースがこれほど表現力があったこと、再認識させられました。
ロイ・ハーグローヴのtpも素晴らしく、レイ・ブラウン等、マクブライドに匹敵するベース奏者が他にもいること
を知らしめた、素晴らしいアルバム。
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A Whisper of Love
細川綾子(three blind mice TBM CD 5039)
「ミスター・ワンダフル」でデビューしたのが1977年。第二の故郷をサンフランシスコに持つ彼女の、1993年の
録音のこの曲は、three blind mice社の素晴らしい録音もあって、幻の名歌手がベールを脱いでまさに眼前で歌っ
くれる嬉しさをかみしめることが出来ます。私が一番好きな日本人ジャズ・シンガーです。
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TIME OUT
THE DAVE BRUBECK QUARTET(CBS/SONY 32DP 593)
3曲目の「テイク・ファイブ」がCM等にも使われたので有名になりました。
録音も素晴らしく、QUARTETの掛け合いの妙を味わうことが出来ます。
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COOL STRUTTIN'
SONNY CLARK(BLUE NOTE 0777 7 46513 2 5)
ART FARMERのtrumpet、JACKIE McLEANのalto sax、SONNY CLARKのpiano、“PHILLY” JOE JONES
のdrumsによる、BLUE NOTEを代表するこのディスクは、颯爽と歩くハイヒールの女性の美しいおみ足で有名
となりましたが、演奏も颯爽としていてちょっとインテリ風。黒人のあついジャズが苦手な方にはぜひお薦め。
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THE THINGS WE DID LAST SUMMER
NEW YORK TRIO(VENUS RECORDS)
BILL CHARLAP率いるピアノトリオの演奏する作品ですが、冒頭、The shadow of your smileの
BILL CHARLAPのピアノソロが素晴らしい!
ジャズピアノの詩人と言いたくなるようなしっとりとした表現の素晴らしさは、秀逸です。
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THE KING AND I
THE ROSENTHAL TRIO(VENUS RECORDS)
ミュージカル「王様と私」を、モンク・コンペティションの優勝者、テッド・ローゼンタールが
ピアノトリオで実にロマンティックな作品に仕上げています。いかにもジャズ、という内容では
ないかも知れませんが、親しみやすい旋律を軽快にスイングして聴かせるあたり、なかなかな
ものです。今後注目のピアノトリオと言って差し支えないでしょう。
ちなみにこの作品、福岡市にある「キャットフィッシュレコード」
のホームページから辿ってサンプル・サウンドを聴いて決めました。
最近ではこのようなサンプル・サウンドをupしてくれるところがあって、ほんと、良いですね。
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MEMORIES OF YOU
KEN PEPLOWSKI WUARTET(VENUS RECORDS)
モダン・クラリネットが本業のケン・ペプロフスキーがテナー・サックスも吹いている、
ちょっと変わり種のディスクです。
しかし、4曲目のIn A Sentimental Moodのクラリネットのなんと素晴らしいこと。
録音も見事で、これは久々の個人的ヒット作品です。
7番目のローゼンタールトリオもそうですが、VENUSの作品は、いずれもレベルが高いですね。
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IN A SENTIMENTAL GROOVE
IGNASI TERRAZA TRIO
おそらく、これを書いている時点で、このディスクを聴いたことがある方は、日本全国併せても、
数十人くらいでしょう。イタリアのTRIOということがわかっているくらいで、MASTERING PEP ROIG AL ESTUDI TEMPS RECORD DE TERRASSA
とあるものの、レーベル不詳。でも、スタンダード曲でピアノがダレることなく表情豊かで、音もかなり良いとくれば、愛聴盤と
なってしまうのは当然かと思います。福岡市にある「キャットフィッシュレコード」
お奨めのディスクです。
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BLUE PRELUDE
KAREL BOEHLEE TRIO(M&I JAZZ MYCJ-30358)
実は、なんでこのディスクを買ったか、覚えていないんですよね。Amazon.comで注文したという記録があります。
ジャケットの綺麗なボディーラインの女性が、なんとも色っぽかったのは事実。しかしそれ以上に、演奏も、
録音もかなり高得点をマークしているというのも、不思議でなりません。
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ballads
e.pieranunzi m.johnson j.baron
エンリコ・ピエラヌンツィと、これまた知らないピアニストを中心としたトリオで、良く耳にする
バラード曲でトータル67分を聴かせます。録音もかなりのレベルで、シンバルの音が色彩感豊かです。
ちょっと低域を響かせ過ぎな気がしないでもありませんが、安いスピーカーでも量感ある低域に聴こえる
ので、これはこれで一つの方法かも知れません。
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MANHATTAN REVERIE
Richie Beirach Trio(Venus Records TKCV-35380)
熱いジャズを良い録音で聴かせてくれるのが、これ。
Venusのディスクですから、ちょっと低域と高域が強調気味ですが、一気呵成にプレイする演奏者の
姿が浮かぶようです。
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